『教養』 × 『酒食』 × 『空間』
昨今のコロナ禍や経済状況のなか、ますます世の中は「ファスト化」「効率化」が進み、「コスパ」さらには「タイパ」なども重視されるようになっています。
情報はネットで必要な部分のみを切り取り、知識は10分程度の動画、音楽ライブは配信、食事は宅配、買い物はネットショッピング、そういった世の中になりつつあります。
しかし、人生の愉しみはそれだけでしょうか？
美術館という建築とその空間の中、実物大で絵画をじっくりと鑑賞し、併設のカフェでのんびりと一服する愉しみ。
オシャレな空間で、酒食を楽しみながら、のんびりと極上の音楽を鑑賞する愉しみ。
気のおけないお店で空間や会話を楽しみながら、のんびりと食事をする愉しみ。
お店に足を運ぶことによって生まれる、「モノ」や人との思わぬ出会い。そして、何よりも外出する際に着飾る愉しみ。
このような愉しみや贅沢こそ、豊かな教養のベースの一つになると確信しております。
『大人の哲学講座』では、「教養×酒食×空間」をコンセプトに、これからも、このような人生の愉しみや贅沢を大切にしていきたいと考えています。
大人の哲学講座 永井 崇雄
